
G580 with EQ Technologyで週末の住処へ
都市で働き、自然の中で寛ぐ。そんなライフスタイルを実践する人が増えている。2つの拠点と、その移動を担うクルマ。そして、それを支えるステーションの存在。理想のデュアルライフを実現するために、必要なものとは。
文・河西啓介(本誌) 写真・郡 大二郎
デュアルライフを充実させるには?
都心の住宅価格が高騰するいっぽうで、寛ぎの住処を地方に求める“二拠点生活”に注目が集まっている。平日は都会で仕事に勤しみ、週末は自然に囲まれた場所でゆったり過ごす。まさに“いいとこ取り”のライフスタイルであり、移動を厭わないアクティブな人にとって理想的な暮らし方だろう。
快適なデュアルライフに欠かせないのは移動手段だ。いかにストレスなく行き来できるかは、移動先での時間の“質”にも直結する。
その点でEV(電気自動車)は、二拠点生活における最適解のひとつだ。静粛性の高さや振動の少なさは移動の疲労を大きく軽減する。しばしば課題とされる航続距離も、東京を起点に伊豆、房総、軽井沢といった片道100〜200km圏内なら一充電で十分に対応できる。滞在中に充電ができれば帰路も安心だ。さらにガソリンを使わず排ガスも出さないため、環境への配慮もストレスフリーな二拠点生活を後押しする。
最適なチャージングポイント
この週末は東伊豆の海沿いに建つバケーションレンタルへ。将来の二拠点生活を見据え、予習も兼ねた滞在だ。移動の相棒は「メルセデス・ベンツ G580 with EQ Technology」。ラグジュアリーオフローダーとして知られるGクラス初のEVモデルで、骨太なデザインや高いオフロード性能はそのままに、電気自動車ならではの快適性と先進性を備える。
都心から東名高速、西湘バイパスを経て伊豆へ向かう途中で立ち寄るのが「メルセデス・ベンツ湘南(ヤナセ湘南支店)」だ。ここでG580を充電することがルーティーンになっている。もちろん伊豆に限らず、全国200以上の拠点を持つ「ヤナセ」の店舗やショールームは、各地へ向かう際の心強い立ち寄りポイントとなる。
約30分の急速充電の間、ショールームで一息つく。喉を潤し、気持ちを週末のスローライフへと切り替えるのにちょうどよいインターバルだ。




湘南の海や藤沢駅からほど近く、国道1号線沿いのアクセスのよい立地にある「メルセデス・ベンツ湘南」。明るく開放感溢れるショールームが印象的だ。対応してくれたのは販売課の比留川 杏弥さん。急速充電器でG580にチャージする時間をゆっくり寛ぎながら過ごすことがきる。
伝統の外観、革新の走り
G580の外観は、従来のGクラスと見分けがつかないほど伝統的なデザインを踏襲している。ブラックパネルのラジエーターグリルやテールゲートのデザインボックスが、EVモデルであることを示すわずかな識別点だ。
だが乗り味は想像以上に進化している。堅牢なラダーフレームに搭載されたバッテリーによって低重心化され、乗り心地はしっとりと重厚だ。“走る金庫”と称されるほど気密性の高い室内はさらに静粛性を増し、ラグジュアリーセダンに匹敵する快適さを実現している。
加えて驚かされるのは、4基のモーターで4輪の駆動力を緻密に制御する4WDシステムだ。従来のGクラスを凌駕するオフロード走破性を備え、オン/オフ問わず高い性能を発揮する。
都市と自然、両方のメリットを享受しようとするデュアルライフにおいて、このラグジュアリーなオールラウンダーは、まさに理想的なパートナーとなるだろう。
やがてナビゲーションは、東伊豆の海岸沿いを走る国道から外れ、木々に囲まれた山道へと導く。坂を上りきった先に待つのは、海を望む週末の住処だ。G580とともに過ごす充実した時間が始まる。


高い着座位置による見晴らしのいい運転席、ナッパレザーが贅沢に使われたシート&トリムなどGクラスの伝統が引き継がれた内装。内燃機関モデルと外装の識別点はブラックのラジエーターグリル、テールゲートのデザインボックスなど僅かだ。

Mercedes-Benz G580 with EQ Technology
Mercedes-Benz G580 with EQ Technology
1979年の誕生以来、ラグジュアリーオフローダーの象徴として進化を重ねてきたGクラス。その伝統を継承しつつ、初のEVモデルとして登場。堅牢なラダーフレームに4基のモーターを備え、圧倒的な走破性を実現すると同時に、EVならではの静粛性と快適な乗り心地を実現。ボディサイズは全長4730×全幅1985×全高1990mm。価格2635万円~
ヤナセ湘南支店/メルセデス・ベンツ湘南
神奈川県平塚市天沼3-44
営業時間:10:00-17:00(土・日・祝日10:00-18:00)
定休日:月曜日、第2火曜日、年末年始
当組合会員様はご紹介割引制度をご利用いただけます。
詳しくは、医歯協自動車サービスサイトへ。
https://www.ishikyo.or.jp/ourservice/candlsp/car/yanase/